悩んでいる時の苦しみってどこからやってくるの?


私も含めてみんなそうなのですが、悩んでいる時ってストレスを感じたり、

胃がチクチクしたり、胸が重い感じがしたり、不快だったり苦しいじゃないですか?

だから、この苦しい感覚を何とかしたいからいろいろ考えたり、自分なりにやってみたり、人に相談したりするのですが、

いろいろな人達の悩みを聴きながら整理していくと、悩みと苦しみの関係ってとっても不思議なのですよ!

今回はこの悩みと苦しみの関係についてお話していこうと思います。

いろいろな人達の悩みを「悩みと苦しみ」という視点から整理していくと大きく分けて2つに分けられ、

(1)
その悩みの原因となる出来事は過去に起こった事で、再び同じことが起こるのではないかという
未来や想像上の不安で悩んでいる。確認していくと今は起こっていなかったり、起こったとしても
それに対処できていてその事で現実的な問題は起こっていない。

でも本人は現在進行系で起こっている大きな問題だと思っており苦しんでいる。
     
(2)
その悩みの原因となる出来事が家庭や職場などで現在進行系で起こっている。これに対して
どうして良いかわからず悩んでいる。少なくとも相談している時は眼の前では何も起こっていないのに
話をしながら実際に苦しみを感じている。

(1)は、悩みそのものが解決され問題はないのに苦しんでおり、
(2)は現在進行系で起こっているけど、相談しに来ている時は眼の前でその人を直接的に苦しめるような事は
なにも起こっていないのに、苦しみをリアルに感じている。

これは何を意味しているかというと、目の前で起こっている現実とは全く関係なく苦しんでいるということです。

という事は直接的に物理的に痛めつけられたり、罵声を浴びさせられることによる苦しみとは別で、
この苦しみは頭の中で自分で作り出しているということです。

逆に言えば私たちには想像で苦しみを作り出す力があるってことなのですよね。

想像で苦しみを作り出せるということは、想像には物理的・時間的制約がないので
いつでもどこでも永遠にでも苦しみ続けられるのです。

これってすごい能力でしょ?何も起こっていないのに悩み続けられるってすごい能力なのですよ。

また、このような仕組みからどうしても悩んでいる時って、
いつでもどこにいてもずっと脅かされている(危険のように)に感じてしまうのですが

目の前で起こっている事とは全く関係なく苦しんでいるということは、「心は今ここにあらずの状態」なのですが

もし目の前で本当に危険なことが起こっていたら、「心は今ここにあらずの状態」では対処できません。
眼の前で本当に危険な事が起こっていたら悩んでいられないのです。

つまり悩んでいる時って少なくとも「心は今ここにあらずの状態」でも大丈夫な状態なのです。


「あなたが今悩んでいることは、今眼の前で起こっていますか?」

今、目の前で起こっていないのであれば、力を抜いてみましょう。

実際に眼の前で起こっていることなのか?自分の頭の中で作っていることなのか?
それが区別できるだけでも変わってきますよ。

プロフィール

若林宏行

Author:若林宏行
日々、様々な悩みや問題を抱えている大人の人たちや子供たちと関わる中で、気づかせていただいたことや私自身が感じた「忘れてしまっている大切なこと」をつづっていくブログです。

主に子育てや家族の問題、人間関係や仕事の問題、引きこもりや発達障害、心の問題などを中心に載せていきます。

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→ 若林 宏行
※「21世紀共育ラボ」サイトへ移動します。

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