子供たちの能力が無いのではなく、大人の指示の仕方が適切でなかったお話

これは今から7~8年ぐらい前のことなのですが

その当時、小学生だったうちの子はボーイスカウトに入っていました。

そのボーイスカウトの活動の一つとして夏祭りに屋台で焼きそばを売るというのがあり

その活動に参加した時のお話です。

屋台で焼きそばを売ると言っても、役割がいくつかあり

お父さんたち=焼きそばを焼く係

お母さんたち=買ってある大量の材料をすぐに調理できるように準備する係
        =一部の子供たちと販売する係(お金の管理)

子供たち =出来上がった焼きそばをパックに詰める係

という分担がされていました。

お祭りが始まった最初の頃はお客さんが少なかったので問題が無かったのですが

1時間ぐらいするとお客さんの数がどんどん増えはじめ

焼きそばを買い求めるお客さんの長い行列が出来始めたのです。

するとそれを何とかしなければと焦りを感じたお父さんたちからは

「遅い!」「なにやってるんだ!」「早くしろ!」などネガティブな言葉が発せられ

それを聞いた子供たちは急がなきゃと思うあまり焦ってミスを連発。

それを見たお父さんたちがさらに怒鳴り、

子供たちは落ち込んだり萎縮してますます作業が遅くなる

という悪循環に陥ってしまっていたのです。

そんな状況の中、私は他のお父さんと交代になり休憩になったので

子供たちの作業を手伝うことにしました。

子供たちは

焼き上がった焼きそばをパックに詰め、

紅しょうがをのせてパックのフタをして

それと割り箸を輪ゴムでとめてからビニールに入れ

売り場に持っていく

という作業をひとりで一通りやっていたのですが

大人の私がやっても、次は紅しょうが、次は割り箸と輪ゴムとあたふたしてしまい、。゚(゚´Д`゚)゚。

しまいには私も「モタモタするな!」と怒鳴られる始末(T_T)ヤバイ、私の能力小学生レベルかも。へこむわ~

そんなこんなで実際にやってみてわかったのは大人でも時間がかかるということ。


しかも小学校低学年の子たちもいる訳ですからそりゃあ無理ですわ。

これは作業が複雑すぎることが問題だとわかったので

お母さんたちと相談して、ひとりで一通り全部やるのではなくて、

一人がパックに焼きそば詰め、

一人が紅しょうがのせる、

一人が割り箸のせる

一人が輪ゴムをかける

・・・

というように低学年の子でも出来るように

出来るだけ作業を簡単にして分担させることにしたのです。


すると一つの作業をくり返すだけなので、ミスが減り、作業がスムーズにどんどんこなせるので

子たちも楽しくなってきたみたいで、どんどん作業が早くなっていきました。(私も別人のようにこなせるので自尊心上がってきた!)

そしてしまいには子供たちがお父さんたちに「まだ焼きそば出来ないの?」って

言うぐらいになっちゃったのですよ。

こうやって一人ひとりの子がもっている力をうまく発揮出来るようにしてあげると

こんなに成果を出せちゃうのですから、子供たちの能力がないのではなく

大人の方の指示の仕方の問題だったのね。子供たちごめん。


どうしても大人は自分が出来るから

子どもが上手く出来ないと、その子の能力の問題にしてしまいがちだけど

大人の伝え方や指示の仕方が適切ではないから

上手く出来なくなってしまっていることもあるのですね。反省しました。

プロフィール

若林宏行

Author:若林宏行
日々、様々な悩みや問題を抱えている大人の人たちや子供たちと関わる中で、気づかせていただいたことや私自身が感じた「忘れてしまっている大切なこと」をつづっていくブログです。

主に子育てや家族の問題、人間関係や仕事の問題、引きこもりや発達障害、心の問題などを中心に載せていきます。

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→ 若林 宏行
※「21世紀共育ラボ」サイトへ移動します。

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